2023/11/12
2日目です。痛飲の翌朝なので、まずは温泉♨️でリフレッシュ。
そのあと、温泉宿の朝ごはん。ソーセージは ひみつ豚 とありました。
宿は改装後のようでとても綺麗です。
廊下も。
湯の入り口には焼き物のオブジェ。
さあ、庚申山荘に向けて出発です。ちょうど8時。
しばらくは落ち葉いっぱいの林道。
古びた橋をいくつか渡ります。
滝もチラホラ。
落石もちらほら。
少しだけ残った紅葉が嬉しい。
10人くらいのハイカーとすれ違いました。庚申山荘に、泊まっていたのでしょう。往路は2時間程度ということでした。
秋深し。
天狗の投石。ここは自然に石が溜まった場所らしいです。
ヤシオではなくもみじを愛でています。
一の鳥居に着きました。このトレイルを登っていきますが、その前に庚申七滝に寄ります。
江戸時代のお話です。
沢の滝です。
橋までは行けますが、その先は通行止め。
橋から見上げた眺め。
橋から見下ろした眺め。
一の鳥居のふれあい看板は読めません。
石柱もこうなので夏は湿度が高いのかもしれません。
沢あり、紅葉少しありの気持ちの良いトレイルです。
写真を撮る人を撮る。
何度か木橋を渡りました。
前半はこんな感じです。
これは何かと思いましたが、
丁目を記した石柱があったようです。文久三年とあるので1863年、ちょうど生まれる100年前の頃です。
沢が続きます。
百十四丁目まであるそうです。
鏡岩です。この辺りからの巨石が凄いです。
ふれあい看板。コースの説明はなぜか簡潔。
夫婦蛙岩。岩が目に見えます。
背中にもう一匹乗っているような岩です。
仁王門。
百十丁目。このあたりから沢がなくなります。
浮石も多く、落ち葉に隠れていて登りはまだいいですが、下りが歩きにくいです。
御即位記念碑、とあります。
猿田彦神社跡です。猿田彦神社は庚申山荘の中にも祀られていました。
庚申山荘に着きました。出発から2時間半弱でした。泊まっていた方々がいなくなった後なので管理をされている方が掃除をしていました。
布団あり、水場あり、テーブルあり、シャワーなしです。外にトイレがあります。
ガスが出てきて空気が冷たい。
ふれあい看板です。
あと少し、天下見晴まで先に進みます。
巨石が続きます。木が生えていて神秘的です。
やっと頂上に着きました。コース23完踏になります。最後は岩山で鎖場でした。
霜柱が残っています。
ガスで真っ白。眺望はありませんが、風がなく一息つけそうです。木の形から普段は風が強そうです。
山頂ひ小広間になっています。
かすかに隣の山が見えます。
幻想的ということで。
小休憩タイム。宿で買ったパンをいただきました。
積雪の山で良く見かける針葉樹です。
さあ、ピストンの戻りです。鎖場を慎重に降ります。
慎重に、慎重に。
庚申山荘を経て猿田彦神社跡まで来ました。
結構なガレ場でズッコケながら一の鳥居まで降りました。登りのほうが周りの景色を見れたかな。
林道を小走りに進みます。最後の紅葉を見ながら。
宿に着きました。12:40です。
動いていればさほど寒くなく、うっすら汗をかく程度です。
宿のロッカーに預けた荷物をとり、お昼を食べることにしました。原向駅まで6km、電車は15:22なのでゆっくり歩けば間に合います。
さて、最後の集合写真をフロントの方に撮ってもらい、一枚着込んで出発です。
原向駅までは緩い下り。途中にチョコチョコと見所があります。これは坑夫浴場跡。こういうふうに残ると風情があります。
小滝地区を通ります。この木の反対側に精錬所跡がありました。
ノスタルジックな橋もありました。
川の水が青くて綺麗です。
だいたいこんな感じの道でした。
石垣が続きます。
わ鐡沿いまで降りてきました。
庚申山への入口の解説板。
そして碑。
これはモニュメントでしょうか。
線路沿いを進み渡瀬川を渡ります。
渡って右すぐが駅です。
もうひとつ、銀杏が鮮やかでした。
原向駅に着きました。
半時計回りにほぼ一周したことになります。
わ鐡で相老駅まで行き、お弁当を買って特急で帰りました。
お疲れ様のカンパイ!
一日目は明治〜大正時代の足尾銅山の産業遺構、二日目は江戸時代の庚申山信仰と近代に想いを馳せる旅でした。泊まった宿もとてもキレイで気持ち良く過ごすことができました。
最後は道標付きのマップで。