2023/11/11
関東ふれあいのみち、栃木県の外れのコースをめぐります。庚申山荘へのコースに行くためには銀山平に泊まるほうが便利なので、1日目に通洞をスタートし、国民宿舎のかじか荘に泊まり、翌日に庚申山荘までをピストンする計画の1日目です。
まずは相老まで電車で移動し、わたらせ渓谷鐡道のわっしー1号に乗ります。ここでもう旅気分。
マスコットキャラのわっしー君
途中、車窓からしか見られない滝を通るということで減速走行です。
長いトンネルではトロッコ列車内でイルミネーションが点灯します。
渓谷を渡る時に、またまた減速走行。
一時間と少しで通洞駅に着きました。
結構たくさんの人が降ります。
駅舎。通洞とは炭鉱の主坑道という意味だそうです。なのでここは足尾の中心な訳です。
11:00に着いたので昼食から。さんしょう家という良さげな名前のお店にします。
暖簾をかけたところに入店。一番客です。
レトロな店内。
さんしょういっぱいの唐揚げ定食を注文。なかなかのお味でした。
駅に戻ってコーススタートはふれあい看板から。
今回のメンバーです。
線路沿いを進みます。所々に写真付きの昔の足尾の解説板があり、当時を偲ばせてくれます。
足尾駅に着きました。
ふれあい看板があります。
古河電工の掛水倶楽部とあります。会社の接待寮だったのでしょう。道中、古河関連の施設がいくつもありました。
間藤駅。わ鐡の終点です。
始発列車が止まっています。
その先まで列車は通っていた廃線跡のようです。
足尾精錬所が左に見えてきました。
途中の広場にあった看板です。郷愁。
精錬所の煙突が見えてきました。
青空バックなのが、また一段と郷愁感を盛り上げます。
精錬所のベストショット。
足尾ダムの全景。精錬所からの亜硫酸ガスで木々が枯れて山が保水力を無くして砂が流れるようになったためにできた砂防ダムとのことです。
ダムの続き。
銅(あかがね)親水公園に着きました。
滝のように綺麗な流れです。
陶板アート。
足尾環境学習センター。夕暮れが心配なので先に進みます。
銅(あかがね)橋
と、書いてあります。
公園の案内板
さきほどの陶板の解説板
いろいろと看板が沢山あります。
ダム上流に湖はなく、砂を揚げています。
さて、折り返して銀山平の宿に向かって古河橋を渡ります。当時は新しいH型鋼で作った橋です。
今は通行止めですが、横を通るだけでダイナミックです。
まさに足尾銅山の案内標識です。江戸末期から明治〜昭和初期です。
このような石垣がいたるところにありました。この上に宿舎、住居などの建物があったとありますが、今は石垣だけです。
お天気には恵まれました。
舟石峠駐車場に着きました。ここから備前楯山までダッシュでピストンします。山頂がチェックポイントなのでスキップはなし。
銅の鉱脈を見つけた農民にちなんだ名前です。
右に見えるカラマツの紅葉が美しい。
今日初めてのトレイル
山頂標識
360度ビューが素晴らしい。天気もバッチリ。
ケルンもありました。
チェックポイントの標識です。
拡大。
見惚れてしまいますが、山頂は岩場でちょっと狭い。
松の木が何本か生えています。
下山して駐車場に着きました。
あとは林道を降りて宿まで走ります。残っていた紅葉が綺麗でした。
銀山平に着きました。3時半なので十分明るいです。
かじか荘に泊まります。
ぬるぬるの湯に浸かりつるつるになって、さあ、温泉宿の夕食です。
メインはこのビーフシチューなのです。小ぶり。
お酒とワインをいただきました。どちらも美味しい。
少し飲み過ぎで夜も更け、明日へと床にはいるのでした。
最後に道標付きマップを。