解説編です。
最初はペースです。横軸はエイド毎、オレンジの棒グラフはペースで右の縦軸。青の折れ線は100km完走ペースに対する余裕で左の縦軸です。50kmまでは順調でしたが、そこからペースが落ちてみるみる余裕(=貯金時間)が減り、68kmで貯金がなくなった様子がよくわかります。実際のところ、50kmからの登りを走れず、かなり歩きが入ってしまいました。
最初は、10kmごとに自分の後ろを走っていた完走者の人数です。横軸は10km毎に変わっています。
60kmから横ばいですが、90km では1人しかいません。逆に80kmでは7人です。これは、馬越峠を頑張って登った、ということを意味しています。80kmのチェックポイントは馬越峠から下ってわりと直ぐにあるので。このチェックポイントでスタッフの方から「ペースを維持していけば、まだまだ完走出来ますよー。」と声をかけられました。降りきってからの失速が効いてしまったのが事実です。
次は上のデータの数値と、最後から30分間の間に完走出来た人の10km毎平均タイムと、ばらつきから計算した95%の完走確率のタイムです。自分のタイムと比較すると、平均タイムは常に完走者の方が早く、70kmの地点で完走の確率が5%以下になります。
データは自分のタイムと全ランナーの10km毎のタイムだけで、今年はさらに暑さのためと思われるDNFが多いようで、早いタイムでも完走できていない人が散見され、これ以上の解析は困難な感じです。ただ、自分については、ジャストで完走としても3kmの短縮=3%なのでフルマラソンなら10分程度縮めないといけません。
これは楽な数字ではありません。
加えて、50kmからの登りでも歩かずに走り、最後の13kmもしっかり走る脚とメンタルが必要です。南房総で60kmを走りましたが、それでは足りないのも頷けます。せめてチャレンジ富士五湖とかで頑張らないといけなさそうです。
ここまで、お付き合いありがとうございました。