2024/11/16
関東ふれあいのみち 栃木県のコースを進めます。真岡鐡道、烏山線を超えてさらに北に進むのでアクセスがどんどん悪くなります。JR東北の駅からバスで西に向かうしかありません。さらにコースの始点、終点まではバスもなく、デマンド交通しか公共交通機関がありません。
今回は西那須野駅からバスで太田原のホテルに前泊です。というのも、コース33の高館城跡がデマンド交通しかなく、朝一の便に乗って動き始めないと、今回のゴールなかがわ水遊園に適度な時間に着かないからです。
ということで、前日の午後を使って西那須野駅まで移動してバスに40分ほど乗ります。
向町というバス停で降ります。もうしっかり夜です。
お月さんも光々と夜空を照らします。
泊まるのはホテル花月。何となく名前を聞いたことがある気がするのです。
将棋の対戦が開催されるホテルのようです。古いですが、しっかり手入れされています。壁には絵も。
夕食は20分ほど歩いた所にある居酒屋で。
まずは到着のプハー。
食事はおにぎりアクション用におにぎり。大きい。
他の食事も美味しく、お店の方も気さくで楽しく呑めました。おまけにおかみさんにホテルまで送ってもらいました。いいお店で安心。
翌日の朝食は、デマンドバスが7:30に来るので少し早く6:45からにしてもらいました。バイキングではなく、セット食です。
もしやと思い、おにぎりをお願いしたら、むすんでくれました。サービスいいです。
このホテルはステンドグラスが綺麗です。
ホテルのフロントも昔ながらな雰囲気です。
デマンドバスが来ました。高館城跡まで500円です。
運転手さんが上まで車で行ってくれるとのこと。何でも小学校の頃に遠足で来たらしい。
またまたラッキーでした。
林道の一番上にふれあい看板がありました。
少しだけ山道を登ります。
城跡広場です。
いい見晴らしです。朝の眺めが最高。
左側も。
遠くの山は何でしょう。
昨日の雨で少し湿っています。
しばし滞在。
紅葉は今一つ。
最高点は標高300m
さあ、コーススタートです。
降り始めるとすぐに東宮がありました。
苔に覆われた岩もいい感じ。
一本道の林道です。
もうかなり降りました。
県道に降りて左折直後に振り返ったところ。
前のトンネルをくぐります。
トンネルを出てからは、しばらくこういう道です。先の交差点を左折すると奥の細道らしいみちになります。
黒羽城跡公園の入口。
芭蕉さん。この石像がないとわかりにくいです。
舞台があります。
奥にあった見張り櫓からの眺めです。
本丸跡です。
左にあるのが見張り櫓。
解説板には城の見取図があって面白い。
すぐ隣が芭蕉公園です。
入館料は300円。歩を進めることにしました。
細道に戻る所の紅葉がいい感じです。
小学校の脇のみちを進みます。
那珂川を渡る橋の手前にふれあい看板がありました。
今日は那珂川を一回だけ渡ります。
反対側。
よく見ると川に入って釣りをしています。
何が釣れるのでしょうか。
ふれあい石柱は見かけませんでした。代わりに奥の細道の石柱がいくつかありました。
チェックポイントへと導く道標です。
その解説板。
そこからはこんな感じのみちが続きます。
那須神社に着きました。
歴史を感じる本堂です。
色とりどりでもあります。
道の駅那須与一の郷、ここがコースの終点です。
小休憩。ホテルの女将さんのおにぎりをお裾分けしながらいただきます。
起終点のふれあい看板です。次のコースに進みます。
しばらくは田んぼの中のみちを進みます。
右に水路を見ながら。写真ではわからないのですが、水が澄んでいてとてもいい感じでした。
カリンの実がなっています。青空も顔を出してくれました。
この日一番華やかだった、一本銀杏。
梨園が続くみちでした。
しばらくして古墳に到着です。
下侍塚古墳。一番大きい古墳は松で崩れ防止が施されています。
古墳群なのです。写真には少なくとも2つ写っています。
横から見たところ。前方後方墳だそうです。
反対側から。
これがチェックポイント。
国道沿いなのです。
そしてもう少し進むと、今度は上侍塚古墳群に着きました。こちらは発掘調査中のようです。
テント、トイレ、ボックスハウスまであります。
解説板です。最初の調査は水戸光圀の時とか。
さあ、あと少しでゴールです。
この先です。
着きました、なかがわ水遊園。前回と繋がりました。
前回も見たふれあい看板です。新しい。
お疲れ様でした。
紅葉は少し残念。
遅めのランチでプハー。
野菜天ぷらお蕎麦をいただきます。
ふれあいは終了しましたが、酒造に向かいます。バスまで一時間以上あるので、4km弱を歩きます。宿場町か街道のようです。佐良土(さらど)という地名です。
途中に麹屋がありました。重くなるのですがお味噌をお土産に購入。
何にもない道を、酒造の煙突を探しながらテクテクと進みます。
酒造に着きました。煙突です。
天鷹酒造です。
御酒印帳を持ってくるのを忘れたのですが、ちょっとお願いをして、いただくことができました、お酒の未使用ラベル。
ランの帰りでないと買えないお土産のお酒。
この裏ラベルのようなのが表で、この一枚しか貼ってありません。
酒造の前が蛭畑というバス停で、そこから西那須野駅にバスで移動し、宇都宮経由で帰りました。宇都宮からは恒例のグリーン居酒屋です。
写真撮るのを忘れました。
かなり外れのほうに来た感じのふれあいランでした。時間に余裕があったのが良かったです。
最後は恒例の道標付きふれあいマップを。
今回も石柱と里標はありませんでした。